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2017年11月23日号

福を呼ぶ太っ腹

▲突き出た額やおなか、高い鼻。ほりの深さが那珂湊だるまの特長


那珂湊だるま(ひたちなか)


 ひたちなか市の漁師町、那珂湊で生産される「那珂湊だるま」は、同地区周辺の「暮れ市」に並ぶ定番の縁起物。リーゼントを決めたような突き出た額と高い鼻、ふくよかなおなかが特長。同市無形文化財で、県郷土工芸品でもある。同市十三奉行の飯田隆司さん(66)夫婦が手がけている。
 漁業の安全と大漁を祈願して、江戸時代に生産が始まった。飯田さんは5代目だ。
 額が出ているのは、港から出港する船人が、額に手を当てて、海の様子を眺めた姿だといういわれがある。突き出たおなかは、「腹が大きければ、福がたくさんつまるでしょう?」と飯田さん。
 左右の眉は鶴、口元のひげは亀をイメージしているといい、「左右対称に、勢いよく描くのが大事。皆さんの幸せを願って、心を込めています」。
 だるまの購入が決まると、目と、鼻の穴を2つ墨で入れて手渡す。鼻の穴からふっと息を吹き込むと、その人のだるまになるという。
 購入者の願い事は、家内安全、交通安全、健康などとさまざま。「昨年もだるまを買って、いい年だったからまた買いに来たよと言われるのが、一番の幸せですね」。


【メモ】那珂湊だるまは、高さ約10cm〜50cmの大小16種類ある。暮れ市のほか、飯田さん宅で販売している。TEL.029・262・3725。







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