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タウンニュースARTICLE 一面記事

2015年2月5日号  

芳醇"ほうじゅん"な味を生む熱気

蒸した酒米に種麹をかける蔵人

造り酒屋の仕込み蔵

 江戸後期から続く那珂市鴻巣の造り酒屋「木内酒造」。仕込み蔵では午前中、酒米が直径2mもある釜(こしき)で蒸され、湯気が高さ15mの天井にまで、もうもうと上がる。
 同酒造の醸造作業は、10月から4月上旬まで毎日続く。1.5トンの酒米を4日ごと、100度の高温で蒸す。舞い上がる蒸気とともに、米の甘い香りがほのかに漂ってくる。
 酒造りを担当する蔵人は、平均年齢33歳の4人。蒸し上がったばかりの米を素手でほぐすように冷ましていく。触るのは瞬時だが、それでも手先に火ぶくれができるこもある。
 蔵内は暑いというほどではないものの、冬の外気温とは大違い。熱心に作業する蔵人の顔には、汗がにじむ。麹(こうじ)づくりでは、室温35度に設定された部屋「麹室(こうじむろ)」で麹菌をまぶし、かき混ぜる作業もある。
 杜氏(とうじ)と蔵人のパイプ役、もと屋と呼ばれる中村幸代さん(38)は「おいしい酒を造るのは、やる気。それぞれの意見を出し合いながら、切磋琢磨(せっさたくま)の日々です。多くの人に飲んでもらい、喜んでもらえたら最高」と話す。蔵内は蒸し米の 湯気だけでなく、蔵人たちの熱気も満ちている。
 【メモ】住所は、鴻巣1257。同酒造TEL.029・298・0105。


【ミニ情報】店舗敷地内には、清酒「菊盛」など同酒造の酒が勢ぞろいする売り場やバーカウンター「利き酒処」、酒造蔵を改装した手打ちそば店「な嘉屋」がある。利き酒処では、同酒造が世界の名だたるビールコンテストで金賞を受賞したクラフトビール「常陸野ネストビール」も飲める。ビール造りを体験できる「手造りビール工房」も併設している。







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