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2015年3月26日号  

由緒ある3代目

▲水戸市の三富勝夫さんが昨年4月8日に撮影

水戸 偕楽園「左近の桜」


 梅の名所の偕楽園には、桜もある。中でも、東門近くの見晴広場に立つ「左近の桜」は、高さ約16m、幹周り3.84m。ヤマザクラの一種の白山桜で、樹齢は59年。周囲に障害物がないこともあってか、のびのびと成長、同園下の千波湖畔からもその姿を望めるほどだ。
 歴史は、天保2年(1831)にさかのぼる。徳川斉昭の夫人、登美宮(とみのみや)が京都から降嫁する際、仁孝天皇が京都御所の左近の桜の鉢植えを贈った。当初は東京小石川の偕楽園徳川邸に植えられたが、天保12年、弘道館の落成にあたり同館正庁玄関前に移植。初代、2代目は枯れてしまい、昭和38年、同館改修工事完了を記念して、県が宮内庁から京都御所の左近の桜の系統(樹齢7年)を3本受領し、同館と偕楽園に植えたという。
 「まずは大きさで目を引き、由緒を知ってあらためて見上げる。ファンが多い木です」とは、水戸市の市民観光ボランティアの1人、菊池正章さん(72)。菊池さんは、観梅客を案内するときには、自身で撮影した左近の桜の満開時の写真を見せている。「写真を見ると、咲いたときにまた見に来たいと言ってくれる。今年も開花が楽しみです」


●メモ● 偕楽園公園課によると、近年の見ごろは4月初旬という。左近の桜のほか、同園本園内には約20本の桜の木がある。弘道館の左近の桜は、同館玄関前にあり、偕楽園の左近の桜とはまた違った趣がある。








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