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2015年4月9日号  

心潤す水田の春景色

▲綿引勝春さん(茨城写真連盟に所属)が過去に撮影

大子 小生瀬の一本桜

 4月中旬になると、大子町小生瀬の水田のあぜに咲く一本のヤマザクラ。花々が水田の水面に映り、風情ある風景が現れる。
 小生瀬は日本三名瀑(ばく)の一つ・袋田の滝の裏側(北側)に位置する山あいの里。満開の時期になると、口コミで知った写真愛好家や画家、癒やしを求める人たちが県内外から訪れる。
 このサクラを15年ほど前から撮り続けている同町北田気の綿引勝春さん(73)は「濃いピンクの花の色や、根元付近から分かれた枝ぶりが素晴らしい。のどかな風景が広がる雰囲気も魅力」と、ほれ込む。朝もやがかかった晴れた日を選び、太陽が背景の山すそにかかった時に撮影。「逆光ぎみに撮ることで奥行きが出て、田の中でヤマザクラが一層、美しく見えるんですよ」と説明する。
 このヤマザクラの由来は、不明だ。土地の所有者で同所近くに住む桜岡義信さん(47)は「ここで生まれ育った祖母が小さい時にはあったというから、少なくとも100年は超えている。根元には花園神社(北茨城市)の分社をまつり、あがめてきた」。同家をはじめ、地域住民が神様が宿っているかのように感じてきた木。見事に咲くことを祈りながら、今年もその時期を心待ちにしている。


●メモ● 場所は国道461号を袋田から小生瀬方面に向かい、新月居トンネルをくぐった約5〜600m先を左折、約200m進んだ右側。駐車場がなく、通行に支障をきたさないように配慮を。開花と田植え時期がずれた場合、水田に水が張っていない場合がある。









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