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2015年5月8日号  

極太に歴史あり

▲3代目の基丈さん(左)ら。「お客さんとのふれあいも楽しいです」













常陸太田・「いづみや」のうどん

 常陸太田市馬場町のうどん店「いづみや」のうどんは、太さ約1cmもあり、コシと厚みもある。初心者は、つるつるっとのどごし良くとはいかないが、地元では「この太さじゃないと食べた気がしない」というファンが多い。
 創業は昭和9年。当時、家庭には細い乾めんが普及していたことから、「手打ちらしさをより出すために、太めんにしたのでしょう」とは、2代目の冨永敏博さん(71)。

盛りに店主の優しさ

 “盛り”がバラエティーに富んでいるのも特徴。2人前の「大盛り」、2.5〜3人前の「スーパー」、3〜3.5人前の「ウルトラ」があり、ウルトラでもプラス280円という安さ。敏博さんの発案だ。
 敏博さんは高校時代、地元の県立太田一高野球部のマネジャーだった。体が弱く、入部はあきらめていたが、「野球は大好きでね」。毎日練習を見に行っていたところ、監督に、「そんなに好きならマネジャーをやれ」と声をかけられた。家業に就いた27歳の時、「若い子や母校の運動部の子たちに、腹いっぱい食べてほしくてね」。
 一番人気は、冬も出している「冷やしたぬき」(520円、写真下)で、豚バラ肉入りの「肉うどん」(500円)が続く。

客発想のメニューも

 メニューに誕生秘話が多いのが、3つ目の特徴だ。
 冷やしたぬきは、当時アルバイトをしていた学生のアイデアによるもので、肉うどんは名古屋から来た客の、「このめんなら、豚バラと合うよ」とのアドバイスを発展させた。
 「秋山スペシャル」(660円)は、高校時代からの常連客の秋山一三さん(61)のお気に入りの食べ方をメニュー化したもの。「ニラとじ(うどん)」に、特注で揚げ玉となめこ、大根おろしを加えた。
 「なめこが入ることでとろみが出てうまいんだ。このメニューを頼む人がいると、照れくさいけどうれしいよ」と秋山さん。


●メモ● いづみや(本店)・・・常陸太田市馬場町508、TEL.0294・73・0342。午前11時〜午後8時(平日は午後4〜5時休み)。木曜定休。同市内の太田バイパス店のほか、水戸と那珂、常陸大宮、日立、下妻にグループ店がある。うどんを打つのは各店の職人で、太さは微妙に違うという。









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