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タウンニュースARTICLE 一面記事

2015年5月21日号  

客呼ぶ懐かしい味

▲好評のお稲荷さんセットを持つ海老原さん夫婦


水戸・ミナミ食堂のラーメン

 水戸市南町の中心市街地で、終戦直後の昭和21年1月から営業を続けている「ミナミ食堂」。長年にわたって客を引き付けているのは、和風だしの利いたラーメン。2代目の海老原年恵(かずえ)さん(68)、とき子さん夫婦が、アレンジしつつも先代からの味を守っている。
 同店のラーメンは、かつお節、ショウガ、ニンニクなど約10種類で風味付けしたさっぱり味。低価格を維持しながらも代用していた鶏肉を豚肉のチャーシューに替え、ゴマを振り掛けるなど工夫してきた。

家族3世代が顧客

 茨城町から食べに来ていた女性(47)は「親に連れられて来たのが最初で、3歳の時から味わっています。近くに勤めていたころは、しょっちゅう食べていた。味がやわらかで、タンメンなどは野菜が盛りだくさん。おいしいですよ」と笑顔で話す。親に連れられて来た人が大人になって、さらに子どもを連れてくるケースも珍しくない。
 同食堂があるのは、大通りにある県内唯一のスクランブル交差点の一角。年恵さんは「県庁や大型店舗の移転などで、一時のにぎわいがなくなってしまった。それでも市内外からわざわざ足を運んでくれるお客がいるんですよ」と感謝する。

思いやり交流

 店内は、時間がゆっくりと流れているかのようだ。夫婦と客の間で、思いやりの気持ちがあるのも、雰囲気を和らげている一つ。年恵さんは「昔からのなじみ客が多いので、しばらく顔を見ないと病気でもしているのかなと心配になる」と身内のように気遣う。客たちも夫婦が忙しく働いているのを見ると、食べ終えた食器を調理場の窓口まで戻す。とき子さんは「お金をもらっているのに、私たちもうれしい気持ちにさせていただいています」


●メモ● ミナミ食堂・・・水戸市南町2-4-56、TEL.029・221・5726。午前11時〜午後6時。不定休。ラーメン470円、カレーラーメン630円、タンメン670円。お稲荷さんセットは午前11時半〜午後1時ごろまでのランチサービス時間帯に限定で、1個70円の稲荷ずしを50円でラーメンに付ける。のり巻きは1個50円。祝い事の赤飯や、もちなども注文で受けている。









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