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タウンニュースARTICLE 一面記事

2015年5月28日号  

父子が継ぐ南蛮味

▲ソースとタレがたっぷりの“つゆだく”も売りだ


常陸大宮・「想い出」のチキンバンバン

 常陸大宮市野口の食堂「想い出」の「チキンバンバン」は、チキン南蛮をアレンジした同店のオリジナルメニュー。通称「バンバン」。衣を付けて揚げたジューシーな鶏肉を、継ぎ足しながら使っている味わい深いしょうゆだれに漬け、甘みのあるタルタルソースをたっぷりかけて完成だ。「残ったソースやたれに付け合わせのキャベツをからめて、ご飯をもう一杯食べる人もいます」とは、同店2代目の皆川隆博さん(39)。4年前の市内のB級グルメ選手権ではグランプリに輝いた。

父から厳しく伝授

 37年前の開店に合わせ、父親の勝博さんが、チキン南蛮の発祥の地という宮崎県出身の友人と研究して作った。「ただのチキン南蛮じゃつまらない」と試行錯誤、ユニークなネーミングも当時からだ。
 市内の飲食店で働いていた隆博さんは、13年前に父親から店を引き継いだ。子どものころから頑固一徹、厳しかったという父。ソースは、作り方を見せてくれたのは1度だけ。しょうゆだれはレシピを渡され、「後は、店をつぶすも生かすもお前次第だ」と一言。
 「最初の3〜4年は、必死でした」。ソースはマヨネーズも手作り。力加減がつかめず、汗だくになって格闘する日々。味に納得できず、店を開けられなかった日も。「味が変わったね」との常連からの声。「親父に聞きたくても、意地があって」。その後、勝博さんが急逝、聞けないままになってしまった。

より磨きかけたい

 「自信はまだまだ持てません」というが、残さずきれいに食べてくれた皿や常連客の笑顔は、背中を押してくれる。B級グルメ選手権に出場したときも、「地元のみんながバンバンを応援してくれて。頑張らなきゃと思いました」
 新メニューも登場しているが、やっぱり一番人気はバンバン。「これからも味を極めていきます」


●メモ● お食事処(どころ)想い出・・・常陸大宮市野口2813-1、TEL.0295・55・2455。午前11時〜午後9時。木曜定休。チキンバンバンは、ランチ648円、定食1080円。持ち帰り用もある。メニューはほかに、ピザ、ナポリタン、カツカレー、焼肉丼、ジャンボハンバーグなど各種ある。ご飯は自家精米を使っている。









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