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2015年6月11日号  

老舗のモダンメニュー

▲看板メニューのオムハヤシと田中さん夫婦の笑顔が店の魅力


ひたちなか・チェリー食堂のオムハヤシ


 ひたちなか市海門町の洋食店「チェリー食堂」は、大正12年に創業の老舗。市町村合併(平成6年)前の旧那珂湊市内では、一番古い飲食店だった。カフェ、中華の店などを経ながらも営業してきた。

オムハヤシが看板に

 現在、店を切り盛りしているのは、3代目の田中清一さん(66)と邦子さん(65)夫婦。「昭和の時代に比べ客足がずいぶんと減った」と言うものの、洋食や和食、中華など約70種類の料理をそろえ、のれんをしっかりと守っている。
 数多いメニューの中でも、10数年前から始めた「オムハヤシ」が、口コミで人気に。2代目の清さん(89)が、「お客さんに喜んでもらえる新たな名物料理を作らなければ」と都内有名洋食店の料理をヒントに考えた。
 清一さんは「とろっとした半熟卵のオムライスに、時間を費やして作ったハヤシライスのルーをかけて味のアクセントをつけている。深い味わいと、ボリュームがあるのが特長」と質、量ともに自信をのぞかせる。

店内は昭和レトロ

 同店の魅力のひとつが、ボックス席が並ぶなど昭和の時代をほうふつとさせている雰囲気。映画の撮影にも使われたことがある。
 店の歴史が長いだけに、様々な人間模様も見られる。高校に通っていた時代に「お金に余裕がなく、食べられなかった」と働くようになってから来店した女性や、祖母の家に遊びに来た時の出前の味が忘れられずに遠方から食べに来た男性もいたという。
 オムハヤシをメニューに加えてから、市外からも客が来店。田中さん夫婦は「オムハヤシを好んで食べてくれています。伝統に恥じないように」と日々、力が入っている。


●メモ● チェリー食堂・・・ひたちなか市海門町1-4-1 TEL.029・262・4417。午前10時半〜午後3時、同4時〜6時半。月曜定休。オムハヤシ850円、ポークソテー800円、かつ丼800円、中華定食1050円、生姜焼き定食990円。ご当地グルメの那珂湊焼きそばもある。料金は税別。食事を注文した客は、コーヒーをセルフサービスで自由に飲める。









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