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タウンニュースARTICLE 一面記事

2015年9月10日号  

狙うは“赤いダイヤ”

▲良型のアカムツを釣り上げて笑顔の酒井さん。

神栖・波崎沖のアカムツ釣り  値千金の高級魚

 神栖市東端の波崎地区の沖合に、関東一円の太公望の注目を集める釣り場がある。
 場所は、波崎漁港から東へ約18キロ。漁師たちから「寒猫(かんねこ)」と呼ばれる一帯だ。そこで釣れるのはアカムツ。赤いダイヤモンドと呼ばれることもある高級魚で、1キロを超えるサイズは1万円前後で取引されることもあるという。
 アカムツは、西日本の一部では「ノドグロ」と呼ばれている。テニス界のスター、錦織圭選手が昨年、全米オープンで準優勝した後のインタビューで、「(今、1番したいのは)ノドグロを食べたい」と発言したほど、上品に脂がのった身のうま味は絶品。
 「幻の魚」と呼ばれるほど水揚げは少なく、寒猫がアカムツの釣り場として知られるようになって、まだ10年ほど。
        ◆
 8月下旬の朝4時。小雨交じりの天候にもかかわらず、波崎港の釣り船「信栄丸」には、東京や埼玉など、遠方からの釣り客5人が乗り込んでいた。
 寒猫まで約1時間の航程。ピークはいきなり訪れた。船首近くを陣取った埼玉県の酒井道雄さん(55)が30センチオーバーと20センチほどを一荷で釣り上げ、船中に歓声がわいた。
 釣りは正午まで約6時間。酒井さんは好調を保ち、5匹で竿頭。「こんなの初めて」と喜びを隠さない。続く東京都の原田進男さん(67)は3匹で「女房はアカムツの漬け丼が好物でね」と満足そう。紅一点だった東京都の野口のり子さん(59)は、外道のサバなどは上げたが、本命には出合えなかった。それでも、「腕を磨いて出直します。前回は1匹釣ったんですよ。あんなにおいしい魚は初めてでした」と笑顔だった。
 波崎沖のアカムツ釣りは、8月に始まり11月中旬まで続く。


【波崎沖のアカムツ釣り】・・・信栄丸TEL.0479・44・1224。波崎沖が会場のアカムツ釣り大会「波崎アカムツ祭りin寒猫」(神栖市観光協会、はさき遊漁船協議会主催)が9月23日に開かれる。申し込みは同協議会所属の各船へ。

▲アカムツの煮付け





























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