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タウンニュースARTICLE 一面記事

2015年10月1日号  

食の学校の誇り満載

▲写真=9月下旬のランチメニュー。メーンは酢豚。右中段の茶碗は園内産の絞りたて牛乳。左中段のナシも園内産。ご飯は、白ご飯と麦ご飯から選べる。

清真学園高校・中学校 食堂(鹿嶋)

 農業と食のプロを育成する水戸市鯉淵町の鯉淵学園農業栄養専門学校の学生食堂には、地産地消、バランスの良い食事の習慣化、食べる楽しみを伝えるという3つのモットーがある。
 地産地消は、米、野菜の大半と肉類の一部を、同学園アグリビジネス科が生産したものを使うなど徹底。バランスは、主に食品栄養科の卒業生らで構成する学生食堂栄養士が管理。実習で体を動かす機会の多いアグリビジネス科と、講義中心の食品栄養科とで、推奨食事量に差を付けている。
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 食べる楽しみは、日替わりのメニューに反映されている。同学園には全国から生徒が集まることもあり、各地の郷土料理がよく出される。北海道の「サケのちゃんちゃん焼き」、愛知県の「うなぎのひつまぶし」、沖縄県の「タコライス(ブラジル料理のタコスの具がご飯にのったもの)、奄美大島の「鶏飯 けいはん(鶏肉が具の茶漬け)」のほか、本県の「しょぼろ納豆」も定番だ。
 鮮度管理に注意が求められたり、手間が多かったりの理由で、集団調理の場では扱いにくい料理を出すのも特徴。刺し身は、しょうゆ漬けにするなど工夫する。枝豆の豆を、一つ一つ取り出して加工する、ずんだもちを出したこともある。
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 食べる側もプロの姿勢だ。アグリビジネス科1年の青柳裕哉さん(24)は、「今日のナシは僕も生産にかかわった。上出来です。みんなも喜んでくれていると思います」と満足げ。ランチタイム終了間際にテーブルについたのは、実習で厨房に立っていた食品栄養科の生徒たち。「料理が残ると心配。栄養を計算しているので、きちんと食べてほしいな」と斉藤遥さん(19)と小笹山みなみさん(18)。
 食堂は一般の利用も可能で、卒業生が友人らを連れて来ることもあるという。「そんな姿を見ると報われた気持ちになります。きちんと食事をすることは、大切な反面、習慣化がとても難しいものなので」とは、食堂栄養士の大久保美保さん(36)。


〈鯉淵学園農業栄養専門学校概要〉
 住所・水戸市鯉淵町5965、学生数・約140人
〈学生食堂概要〉
 学生寮の敷地にある。朝昼夕の3食を提供。朝550円、昼夕750円で一般も利用可。朝(7時20分〜8時半)、昼(11時45分〜12時45分)、夕(17時〜18時15分)。残飯、生ゴミなどはすべて堆肥としてリサイクルしている
〈メニューについて〉
 メニューは日替わり1種類のみ。本日(1日)のランチは栗ご飯、2日は鶏の照り焼きがメーン。献立は学園HPで公開。












▲楽しそうに食事をとる学生たち













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