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タウンニュースARTICLE 一面記事

2015年12月3日号  

受け継ぐ里山の味

▲常陸太田市赤土町のそば工房のけんちん汁

けんちん汁(常陸太田)

 常陸太田市赤土町(旧金砂郷村赤土地区)は、タバコ栽培の後作として、ソバ栽培が盛んだった土地柄。米があまりとれない山間の当地では、けんちん汁にそばをつけて食べる、つけけんちんも主食として食べられていた。
 「農作業などで忙しい時に、作り置きの冷たいそばを、汁だけ温めて食べていた。昭和30〜40年代ごろまでは、一般的だった光景」と同地区の年輩者たち。日常生活から生まれた先人の知恵だった。
けんちん汁の味付けは、家庭ごとに違う。かつては自家製みそを使ったみそ味で食べる家庭が多かった。
 具材は季節の野菜が中心だが、何を入れるかは自由。普段の食事で余った食材を活用することもある。だしが良く出るイモガラは、欠かせないという人が多い。


私のけんちん汁
 同町の「そば工房」(JA常陸運営)では、地元の主婦らが伝統の味・けんちん汁に腕を振るっている。敷地内加工所で作ったみそをベースに味つけし、地元産の野菜をふんだんに入れた季節限定品(10月中旬〜3月末まで)。体、心も温まる、おふくろの味≠ェ今も作られている。店長の岡崎優美子さん(62)=左から2人目=は「豊かな自然の中で、そばと相性抜群のけんちん汁を味わってみて」と呼び掛ける。


《山の幸が満載 そば工房のレシピ》

 西金砂そばの郷 そば工房は、9品の具材が入った栄養満点のけんちん汁と、手打ちそばが看板。同店のけんちん汁の材料、作り方を紹介する。

〈材料〉ハクサイ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、シイタケ、サトイモ、イモガラ、こんにゃく、ネギ、みそ、しょうゆ、だし

〈作り方〉@堅いゴボウから油で炒(いた)め、ダイコン、ニンジン…と続く。サトイモ、イモガラは欠かせないA手作りみそを加えて、さらに炒めるB野菜に火が通ったら、だし汁、しょうゆを入れて味を整える。
 ※隠し味に、めんつゆを作る際の2番だしを使っている。





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