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2015年12月10日号  

美味すぎてご法度!?

▲奥久慈しゃも肉を入れた法度汁

大子の法度(はっと)汁(大子)

 法度汁は、福島、栃木県にまたがる八溝山周辺の地域の郷土料理。けんちん汁風の汁に、小麦粉などで作った団子を加えたもの。名前の由来は諸説あり、水戸藩2代藩主徳川光圀が、藩の財政改革の一つで団子汁を“ご法度”にしたという説や、大子漫遊の際に法度汁を食べ、あまりのおいしさに食べ過ぎてしまうためご法度にしたという言い伝えも。
 町内の飲食店や旅館で構成する「大子よかっぺ倶楽部」は5年ほど前、町名物の奥久慈しゃも肉を加えた法度汁を作り、県内外のイベントなどでふるまっている。「大鍋で作ると、しゃものだしがよく出て汁の味わいがグレードアップします。光圀さんもきっと満足してくれるはず」とは、同会会長の片野陽司郎さん(56)。


私の法度汁
 片野さん=写真=にとっての法度汁は、子どものころよく食べた母の味。父親から引き継いだ割烹(かっぽう)店では、「汁物に、小麦粉を溶いて入れるだけ。おなかが減っていれば大きな団子を作ればいい。手軽さもあってまかないの定番でした」。
 入れる具材は、季節の野菜のほか、芋がらや油揚げ、豆腐などを入れてもいい。「具材の種類や団子の大きさ、みそ味かしょうゆ味かなど、家庭それぞれの味があるのも魅力です」




《しゃも入り 片野さんのレシピ》

 「奥久慈しゃも肉は、煮込むとかたくなってしまうので、食べる直前に入れて」と片野さん。

〈材料〉ダイコン、ニンジン、ゴボウ、サトイモなど野菜各種、シイタケ、こんにゃく、奥久慈しゃも肉、だし、ごま油

〈作り方〉@肉以外の具材をけんちん汁を作る要領で下ごしらえする A鍋にごま油を入れて〈1〉を入れていためる B具材に火が通ったら、だし汁を加えて煮込み、みそやしょうゆ、塩で好みの味付けする C一口大に切った肉を入れて、火が通ったら完成


◆来年1月9日午後4時、袋田の滝近くの滝見橋で奥久慈しゃも法度汁の無料配布がある。袋田清流会主催。700食限定。





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