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2016年1月21日号  

暮らしの中の甘味

▲弓野さん、井上さん、小林さんがアズキから煮て作ったお汁粉

里美のお汁粉(常陸太田)

 「お正月の準備で、アズキを煮るでしょ。それが、あんこになった後、ようかんになったり、お汁粉になったりするの」と、常陸太田市折橋町(旧里美村)の主婦、弓野正子さん(67)。正月も過ぎ、あんこともちが冷蔵庫に残ってしまうと、来客のたびに「『お汁粉でも煮ようか』ということになるんです」と近所の小林美千子さん(63)。
 同じく井上英子さん(66)によると、同地区には、お祝いなどでもちをつく際に、験担ぎで一緒にアズキを煮る習慣があるという。そういうこともあり、お汁粉はよく食べられてきた。
 お汁粉はアズキ、もちなどシンプルな材料で作るが、仕上がりは各家でさまざま。「甘さ、とろみも、いろいろ。それぞれに、しゅうとに仕え家を守ってきたから、その家の味がしみ込んでいるんです」と3人。












▲前列左から弓野さん、小林さん、井上さん。後列は地域おこし活動の仲間

私のお汁粉

 「38歳になる娘が最近、『アズキの煮方を教えてほしい』だなんて言ってくるの。やっぱりうれしいね」とは、小林美千子さん。
 日立市に暮らす娘は、昔から小林さんのつくるあんこが大好きで、おしるこも好物だ。「電話でアズキを煮たよと伝えると、飛んでくるの。甘えているんでしょ」
 しかし、いざ教えてほしいと言われると、少々戸惑ってしまうことも。
 「分量なんて量ったりしたことないからね。しばらくは、一緒に作るしかないね(笑)」

《手間を惜しまず 里美のレシピ》

 折橋町の多くの家では、自家栽培したアズキを使う。1年分のアズキを一升瓶に入れて保管しているそうだ。

〈材料〉アズキ、もち、砂糖、塩

〈作り方〉
@アズキを丸1日水に浸す(湯の入った魔法瓶に入れる場合は半日ほどでいい)
A軟らかくなったアズキを煮る。最初はあくが出るため、煮立った後にお湯を捨てる。その後、1日半ほど、火をつけたり消したりしながら煮続ける
Bアズキが煮えた後、砂糖を加える
C甘さを決めたら、塩を一振り。焼いたもちを入れて完成







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