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2016年1月28日号  

学びの成果を地域に

▲卒業制作として自分たちでつくったリヤカーとけり上がり補助板を囲む生徒たち

卒業制作に励む 波崎高校機械科3年生

 「お県立波崎高校(高橋幸一校長)機械科の3年生38人は今、卒業制作を兼ねた高校生活最後の課題に取り組んでいる。それぞれに進路が決まった後の活動ということもあり、作業場にも、教室にも、楽しげな声が響いている。

完成後、小中学校へ寄贈

 同科の卒業制作の特徴は、制作物の一部が地域の小中学校から依頼を受けた物で、完成後に寄贈されるというもの。今年で7年目になるこの取り組みには、地域貢献という目的のほかに、「生徒たちに、自分たちが学んだ技術に誇りを持ってもらいたいという願いもあるんです」と、クラス担任の二宮晋平教諭(42)。
 制作依頼物は、二宮教諭と高橋校長が、地域の小中学校を訪ねて受注してきた。依頼書に書かれた設計図を見た生徒は、「『腕の見せどころ』とばかりに目を輝かせるんです」と二宮教諭。

   ◆

  今年、依頼されたのは、波崎第四中学校野球部から防球ネットとベンチ、植松小学校から鉄棒の練習に使うけり上がり補助板、波崎第二中学校からサッカー用ミニゴール、波崎第一中学校からリヤカーの計5品。
 防球ネットとベンチを担当したのは、安藤匠太朗君、石毛友太君、鈴木翔也君、山本隆平君の4人。石毛君が中学時代に野球部に所属していたことが理由だ。
 「ベンチは、練習でへとへとになった選手が寝転んでも平気なように、座面を広くしました」と石毛君。ほかの3人も、「ネジや木の角でけがをしないように」と、丁寧にやすりがけをした。

地域の後輩への思い

 けり上がり補助板担当は、川崎智也君、北岡竜希君、高木尚央君、宮内丈明君の4人。作業は、模型作りから始まり、完成に近づいてからも、機能面、安全面について慎重に試験を重ねている。
 寄贈先の植松小の卒業生でもある北岡君には、秘めた思いがある。
 卒業前には、制作チームが参加して寄贈式が行われる。北岡君は、その場に児童も立ち会ってほしいと考えている。「補助板には、学校生活を元気に過ごしてもらいたいという願いを込めました。母校の先輩として、補助板を使って逆上がりの手本を披露したいんです」







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