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タウンニュースARTICLE 一面記事

2016年2月4日号  

愛情込め100段飾り

▲人形を保管している旧保育所内。色とりどりの人形が並び、華やかだ

「百段階段でひなまつり」運営 大子町商工会女性部

 大子町では、恒例のひな祭りイベント「百段階段でひなまつり」の準備が始まっている。
 町内にある旧保育所では、女性たちが、ひな人形や付属品をひとつひとつ保管ケースから取り出して、ほこりをふいたり、衣装や髪の毛を整えたり。「ほら、かわいい顔がよりかわいくなった」「今年もよろしくね」
 この日は、風に流されて飛んできた雪「ふっかけ」が舞う寒い日。女性たちは白い息を吐きながらも、華やかな人形たちに囲まれて、笑顔がほころぶ。

今年は2月28日

 「百段階段でひなまつり」は、十二所神社参道(同町大子)の101段ある通称・百段階段に、約1000体のひな人形を展示するイベントで、今年の開催日は2月28日。
 年々看板を下ろす店が増える商店街や町を元気にしたいという思いから、町内の自営業者たちでつくる商工会女性部が企画して9年目。人口約2万人の県境の町に、例年1万人以上が訪れる。
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 人形はすべて全国からの寄贈品。丁寧にこん包して手紙を添えて送られて来たり、「遠方から家族みんなで持ってきて託してくれる人もいる。どの人形にも大切な思い出が詰まっています」と部長の山田良子さん(67)。
 人形は補修しながら飾り、どうしても古くなってしまったものは、寺の住職を招いて「ごくろうさま」と感謝の祈とうをして処分する。新たな人形も祈とうしてから展示している。

人形もみんなも笑顔で

 人形を階段に並べるのは、開催日当日の早朝。急な階段を上り降りしながらの作業は大変だが、「もう年だし、来年は上れないなぁと毎年思うんだけど、この時期が来ると自然と元気が出ちゃうんです」と滝笑美子さん(66)。
 「太陽に照らされて、人形たちが誇らしげに座っているように見える。私たちもみんな笑顔で、お客さんたちをお迎えできれば」と、斉藤恵美子さん(62)。







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