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タウンニュースARTICLE 一面記事

2016年3月10日号  

拍手わく名コンビ

▲寄り添うイルカとトレーナーの松井寿子さん

アクアワールド県大洗水族館 イルカとトレーナー

 大洗町磯浜町のアクアワールド茨城県大洗水族館の呼び物といえば、イルカ・アシカショーだ。水しぶきを上げて大ジャンプするイルカや、コミカルな演技で笑いを誘うアシカに、観客は拍手かっさい。トレーナーとイルカ、アシカの名コンビぶりに脱帽だ。
         ◆
 イルカトレーナーの松井寿子さん(22)は、入社3年目。働くことを考え始めた高校3年の時に、頭の中に浮かんだのが海とイルカだった。「小さいころから家族で水族館に行っていて、動物と海が大好きになっていた」。ドルフィン(イルカ)トレーナー専攻のある専門学校に進み、夢を現実へと引き寄せた。
 毎朝、一番先にやることは、「健康状態がいつもと変わっていないか。例えば遊泳行動におかしなところはないか」の観察だ。「イルカは感情豊かな生き物。トレーナーもイルカたちへの配慮を忘れないようにしている」など、ちょっとした変化も見逃さない。 
         ◆
 デビューは、苦い経験だった。ショーの途中でイルカが離れていってしまい、先輩トレーナーのフォローを受けながら何とか終えた。「水中ショーの練習中に左足を痛めた私は、1か月ほどイルカと意思疎通を図り切れずにいた。イルカにしてみれば、この人は誰‥だったのかな」。イルカとの信頼関係の大切さを痛感させられた瞬間だった。
 イルカたちの演技を生み出すのは、ホイッスルや手の動きなどのサイン。指示通りにできれば、その直後に好物の魚の切り身を与える。「行動のすべてを見て、上手にできた時は褒めてあげる」ことを繰り返し、信頼関係を築いていく。今ではサイン一つで、ジャンプしながら回転するスピンジャンプや、前方宙返りのサマーソルト、尾っぽで水面を泳ぐテイルウオークなど、観客を驚かす大技、小技を事もなげにこなしてくれる。
 イルカと気持ちが通じ合った時が、ベストショー。「こっちの求めに応えて、元気な姿を見せてくれた時は、気持ちがスカッとします」

■「イルカ」メモ・・・オキゴンドウ、バンドウイルカ、カマイルカの3種9頭を飼育。ショーは1日4回だが、ゴールデンウイークなどは5〜6回に増える。ショーの見せ場ではオキゴンドウが5m、バンドウイルカとカマイルカが6mジャンプする。小学生や大人を対象にした教室「イルカトレーナー入門」も年に数回、開いている。同水族館TEL.029・267・5151。














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