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2016年7月7日号  

大好き、和風スクールライフ

▲生徒会の仲間と打ち合わせするダンさん

ベトナム出身の高校生 ダン・トラン・タオ・ニーさん 〈鹿嶋市〉


 鹿嶋市の鹿島学園高校2年生のベトナム人留学生ダン・トラン・タオ・ニーさん(16)は、日本に暮らして1年半。「この国と鹿嶋が、ぐんぐん好きになっています」
 日本語をよどみなく話し、今春からは、同校への留学生では初となる生徒会長を務めている。クラスメートらと過ごす様子は、“外国人女子”ということを忘れるほど自然体だ。
         ◇
 親の仕事の関係で3歳で初来日。以後、何度もベトナムと日本を行き来した。
 留学は、日本の建築技術を勉強して母国で生かしたいという夢への一歩。それだけに向学心は旺盛だが、留学当初、日本の高校生が勉強や部活動などへ向かうきまじめさに、「これでいいの?」と戸惑ったことも。
 ベトナムの高校生もまじめだが、中学生だったダンさんがあこがれていた高校生活は、「楽しい青春そのもの。青春といえばプロムです」と。プロムとは、高校卒業記念の盛大なダンスパーティで、ベトナムのどの高校でも行われるものだという。「プロムで着るドレスは1年掛けて考えるんです」。予行練習のようなパーティーも何度も開かれるという。
         ◇
 「青春を楽しもうよ」と、皆にパーティー開催を提案したこともあったというが、反応は今一つ。落胆もしたが、今はその理由が分かっている。
 「日本には独得の青春の喜びがあるんですよね。みんな、日常的な小さなことに感動して幸せになれる」
 例えば、「つらい受験勉強や部活動の練習の裏の連帯感。好きな人と一緒に、桜の花など季節の風景を楽しむことや、それを夢見ておしゃべりすることも」。
         ◇
 6月に行われた文化祭は、「日本版のプロムだと思って取り組んだ」。そこでダンさんが望んだのは、ステージに立つことではなく裏方だった。
 開催前は連日、仲間と学校に居残って部活動さながらに準備作業。「宝物のような時間でした」











▲文化祭に合わせて作ったオブジェと仲間たち








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