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タウンニュースARTICLE 一面記事

2016年9月1日号  

動物たちも暑さ対策

▲ゾウ(上)、カワウソ(中段右)、ライオン(同左)、トラ(下段右)、ペンギン(同上)、カンガルー(同下)

日立市かみね動物園 真夏の動物たち〈日立〉

 日立市は先月、観測史上最高気温の36.5度が記録された。この連日の暑さには、人間同様に動物たちもこたえているに違いないと、同市宮田町の「市かみね動物園」を訪れてみた。
 同園は、現在70種500点の動物・鳥類が飼育されている。「動物園の動物は日本生まれが多い。熱帯の動物でも、日本の気候になじんでいるから、暑さには弱い」とは、園長の生江信孝さん(60)。
 ペンギンなどは特につらそうに思えるが、「南米沿岸にいるフンボルトペンギンのため、暑さに強い」と。一方、中国北西部などに棲(す)むシセンレッサーパンダは暑さに弱く、獣舎にはエアコン完備で対応している。
         ◇
 「ゾウでも暑い日は木陰にいますよ」とは、アジアゾウ飼育歴20年のベテラン・高原和之さん(44)。「食欲が落ちる夏場は、水分の多いスイカなども与えている。動物も熱中症は怖いです」
 アジアゾウのスズコ(35)と、ミネコ(34)の飼育は6人が担当。「ゾウは血管が耳に集中しているため、耳をあおいで放熱する。特に暑いときは、水浴び、水かけも必要です」。同園では天然の山水を使用しているため、夏冷たく、冬温かい。
         ◇
 開園50周年だった平成19年から、獣舎は動物が暮らしやすいようにリニューアルされてきた。ゾウの獣舎には、プールやシャワー、木陰が設けられ自然環境に近い快適さを演出している。
 これらの取り組みは「環境エンリッチメント」と呼ばれ、平成24年には同園の「チンパンジーの森」が、NPO市民ZOOネットワーク主催の「エンリッチメント大賞」を受賞した。
         ◇
 獣舎の設備や健康管理など、わが子に接するように気を配る飼育員ら。その“飼育愛”によって、動物たちはきょうも元気に来場者を迎えている。









▲チンパンジーの森


《暑さ対策5条》
●なるべく日陰をつくる
●冷たい山水を供給
●こまめな水浴びや水かけ
●水分の多いエサ
●子供に注ぐような愛情
















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