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2016年9月8日号  

創意実り水戸名物


わらつと納豆(明治22年販売開始)−水戸・笹沼五郎商店

 水戸土産の代表格と言えば、わらの香りと懐かしさが魅力の「わらつと納豆」。販売が始まったのは1889(明治22)年。127年のロングセラーだ。
          ◇
 始まりは1884(明治17)年。水戸の青年、笹沼清左衛門が、古文書の「江戸で好んで食べるものに糸引き納豆と言うものあり」との一文に興味を持ったこと。清左衛門は、その納豆を作って商品化しようと思い立ち、東北の仙台地方で製造方法を勉強。技術者を1人連れて帰郷し、失敗を繰り返しながらも、5年後の89年に「天狗納豆」の名前で販売を始めた。

売り子の駅前販売がヒット

 転機になったのは、同年の水戸駅の開業。駅前で土産物として売ってみようと、売り子の少年たちを駅前に行かせると、大いに売れ、話題になった。その後、1936(昭和11)年には、駅のホームでの販売がスタート、水戸土産として定着し、「水戸といえば納豆」と言われるゆえんにもなった。
 「農家が自家用に作っていた納豆を、商品化し、駅の開業に合わせて土産物として売った。そのアイデアが光ったのだと思います」とは、清左衛門のひ孫で、納豆メーカー「笹沼五郎商店」会長の笹沼隆史さん(73)。

【メモ】わらつと納豆は現在、水戸市内では笹沼五郎商店(三の丸、TEL.029・225・2121)ほか3社が製造販売している。









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