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タウンニュースARTICLE 一面記事

2016年10月27日号  

一粒に頑固一徹


反射炉のてっぽう玉(大正時代販売開始)−ひたちなか・稲葉屋菓子店

 明治初期創業のひたちなか市栄町の和菓子店「稲葉屋菓子店」の手作りのあめ玉。商品名は、地元にある県指定文化財で、水戸藩の大砲鋳造所だった「那珂湊反射炉跡」にちなんで付けた。丸く黒々と光る大砲ならぬてっぽう玉は、同市の観光土産の一つだ。
     ◇
 作り始めたのは大正時代。「製法は昔ながらのまま。頑固に守っています」とは、4代目の稲野辺勉さん(69)。

常連も見守る味わい

 砂糖は、三温糖と玉砂糖、中双(ちゅうざら)糖、黒糖の4種類を使い、4種の砂糖が生むコクを生かすために、水あめを極少量のみで仕上げるのが同店のこだわり。
 長年のファンが多く、毎週買いに来る常連もいる。
 稲野辺さんは、そんな常連客から、「味を変えたの?」と聞かれたことがこれまでに2回ある。作り方は変えていないため、砂糖や水あめを製造している会社に問い合わせたところ、材料は変えていないが、作る工程を少し変えたと返答があったという。
 「微妙な味の変化にも気づいてくれる。お客さんも、うちの味を育ててくれています」


【メモ】稲葉屋菓子店TEL.029・262・3701。不定休。白あん入りのドーナツ(97円)、干し芋入りの「三浜焼」(108円)も名物。







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