本文へスキップ

よみうりタウンニュース 毎週木曜日発行の読売の地域情報紙 発行/茨城北部読売会 制作/読売茨城タウンニュース社

TEL. 029-221-6720

〒310-0805 茨城県水戸市中央2丁目7番37号
狩野ビル3階

タウンニュースARTICLE 一面記事

2017年2月16日号

浜の豪華なおもてなし

▲ブリの切り身をのせた浜汁

浜汁(はまじる) 〜日立市会瀬町〜

 日立市の港町、会瀬町には、「浜汁」と呼ばれる比較的新しい郷土料理がある。住人らが「地域の看板」と紹介するみそ汁で、催しなどで振る舞われて普及した。
 誕生は約10年前。同町初の秋祭りの開催が決まった際、会場近くの一丁目地区の住人らが、「何かで客をもてなしたい」と考えたのがきっかけ。
 住人の意見は、海の幸を振る舞うことで、一致。「アラ汁がいいんじゃないの?」の案も出たが、話し合いは続いた。
 アラとは、魚をおろしたあとに残る頭や骨などのこと。アラを煮込むアラ汁は、料亭でも人気の漁師料理。だが、「あまりに日常的で、会瀬の看板として振る舞うにはどうかな? と思った」とは、同地区の柴田和彦さん(81)。
 会合を重ねて出来上がったのが、アラ汁の進化形ともいうべき浜汁。アラでだしをとった汁に、地元で水揚げされたブリなどの切り身を入れた。丁寧な下ごしらえで臭みは消され、大きな切り身がボリューム感を生んでいる。















▲浜汁を調理した会瀬町一丁目地区住人ら

◎切り身はトッピング
 浜汁の調理のポイントは、魚の切り身を別に煮て、配膳の直前にトッピングすること。「煮崩れを防ぐのと、臭みを残さないための一手間です」。魚は、ブリ、ワラサ、イナダなど、会瀬漁港で水揚げされる旬のものを使う。
 だしは、魚のアラ、ネギの本葉(青色の部分)、タマネギ、ショウガをネットに入れてとっている。具はほかにダイコン、ゴボウ、ハクサイ、ニンジン、タマネギなど。

【メモ】秋祭りは例年、10月中旬に会瀬交流センターと周辺で開催される。





バナースペース

株式会社読売茨城タウンニュース社

〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目7番37号
狩野ビル3階

TEL 029-221-6720(代表)
FAX 029-227-7888

よみうり

タウンニュース

Facebook いいね!