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タウンニュースARTICLE 一面記事

2017年3月2日号

少ない日々、心に刻む

▲カレンダーを見る生徒たち。教室で掲示した後、廊下の壁に並べて掲示している


潮来市立日の出中学校

 手作りカレンダー

 潮来市立日の出中学校の3年B組の教室には、卒業までの日数を知らせる「日めくりカウントダウンカレンダー」がある。残りの枚数は、あとわずかだ。
 卒業までの一日一日を大切に過ごそうと、生徒たちが昨年11月に、手作りしたもの。画用紙1枚が1日分で、残りの日数のほか、クラスメートらに向けたメッセージやイラストが、個性豊かに描かれている。
 B組担任の大内靖彦教諭(33)は、「クラス全体が積極的に言葉を交わすようになっている。子どもたちそれぞれが、卒業の日が迫っていることを意識しているようです」。3学年は2クラスあり、B組の取り組みが波及して、A組でも同様に進行しているという。

 初めての別れ

 「9年間ありがとう」というメッセージが目立つ。同校の生徒のほぼ全員が、隣接する日の出小学校の卒業生で、卒業を機に別れるのは初めてになるからだ。「5年後にまた会おう」と書いたのは、栃木優亮君。「みんなでタイムカプセルを埋めて、5年後の成人式の日に開封する約束をしているんです」

 それぞれの思い

 誰が何日目を担当するかは、みんなで話し合って決めた。「『残り1日』を担当したい」と真っ先に手を挙げたのは、クラスのムードメーカー、高根拳士郎君。数字のほかに、絆がテーマの大好きなアニメのキャラクターを描いた。学級副委員長の田崎李亜さんは、「残り44日」を担当。自分を信じる大切さを伝えた故事を添えた。44日目を選んだのは、「『ウッ“シッシ”(44)』という私の笑い方をみんなに覚えておいてほしくて」
 「残り2日」担当は加藤颯汰君だが、まだカレンダーを描き終えていないという。「みんなに伝えたい感謝の思いが強すぎて、困っている」。卒業式2日前の3月8日の朝に完成すれば、ぎりぎりセーフ。「みんなとの約束は必ず守ります」












▲日の出中学校の3年生ら













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