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タウンニュースARTICLE 一面記事

2017年4月20日号

先達へのあこがれ+願い

▲つくば市の工芸ブランドとコラボした手提げかごを持つ勢司さん

行方・竹細工職人 勢司さんの「手提げかご」

  行方市山田の竹細工職人勢司(せいし)恵美さん(38)が、つくば市の工芸ブランドと共作した手提げかごは、道具というより、おしゃれなファッションアイテム。竹かごと、日本各地に伝わる綿織物を組み合わせたもので、織物は、持ち手とカバーを兼ねている。
 「ありそうでなかった感じが気に入っています。持って歩いていたら、『どこで買えるの?』なんて聞かれたこともありました」と勢司さん。
         ◇
 勢司さんがこの道に入ったのは、子どものころからの職人へのあこがれから。
 「頑固さとか、いちずさの象徴のようでかっこよく思えた」
 竹細工を選んだのは、環境問題への関心からだ。「人の生活が変化することで山と竹林も荒れている。素材としての竹を見直すことが、その流れを食い止めることにつながるのではないかと思った」

 学び、次代へ伝える

 大分県別府市の竹工芸訓練支援センターでの修業を経て、独り立ちして8年。今も時間を見つけては、各地の年配の職人らを訪ねてアドバイスをもらう。それぞれの職人が持つ、その地域独特の竹細工や技法を少しでも覚えておきたいという思いからだ。
 その一方で、竹細工のワークショップを開いたり、手提げかごのような、自分ならではの新しい挑戦を続けるのは、長い歴史が作り上げた竹細工
の魅力を、若い世代に広めるためだという。
 「多くの職人さんに出会って、あこがれは膨らむばかり。みなさんの技と心意気を次代につなぎたい」

▲水切りかごを制作する勢司さん
















●メモ●
 手提げかごの小売りはしていないが、手提げかごを制作するワークショップは不定期で開催している。ワークショップの開催情報は勢司さんのブログ(http://emiseishi.blog.fc2.com)で告知される。共作した工芸ブランドは「暮らすこ」で、昔ながらの知恵を生かしたものづくりを企画提案している。メンバーの木村美希さんと山崎かのこさんが担当した。








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