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2017年5月11日号

伝統楽器 + エンターテインメント

▲バチを持つ手を突き上げながら演奏するまついさん(4月22日、那珂市の「八重桜まつり」で)

那珂・世界初 エレキ琵琶奏者


原点は「ゲゲゲの鬼太郎」

 那珂市出身のまついえつこさん(35)の肩書きは、エレキ琵琶奏者。愛用する琵琶は、伝統的な木製の「薩摩琵琶」に、音を増幅させる電気装置を内蔵したもの。
 先月は、地元の静峰ふるさと公園で開かれたお花見イベントに登場。琵琶をギターのようにかき鳴らして演奏した。
        ◇
 幼い頃、テレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を見て、時折流れる琵琶の音色に興味を持った。進学した東京音楽大学の授業で初めて演奏し、「演奏は難しいけれど、一音で空気を変えられる深い味わいがある」。魅了された。
        ◇
 「祗園精舎(ぎおんしょうじゃ)」をはじめとした琵琶の正統的な曲に加えて、君が代をジャズアレンジしたり、茨城の民謡「磯節」をR&B(リズムアンドブルース)バージョンにしたりして各地で演奏した。「琵琶の魅力を、もっともっと伝えたくて」。ただ、ライブで披露するとき、琵琶は他の楽器に音量でかなわず、正座しての演奏が基本のため、パフォーマンスも制限されるのが悩みの種だった。
 師匠の中川鶴女さんに相談すると、以前、中川さんの師匠が「電子琵琶」の構想を持っていたといい、「若い人に伝統楽器の琵琶にふれてほしい。その架け橋になって」と託された。専門家に楽器製作を依頼し、2007年、世界第一号のエレキ琵琶が誕生した。

“琵琶愛”を精いっぱい

 「邪道との声も想定済み。それより、琵琶が忘れられてしまうことの方が怖い。私なりの“琵琶愛”を、精いっぱい表現したい」


●メモ●
 「茨城名物ロックンロール」をはじめ故郷への愛情を込めた6曲を収録した「デ・レス・ケ」、水郡線をテーマにした「ぼくの恋は水郡線」など、数枚のCDをリリースしている。CDはまついさんの公式ブログから注文できる。那珂ふるさと大使。作曲家としても活動している。








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