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タウンニュースARTICLE 一面記事

2017年9月14号

いつか自信作を母に

▲ケーキの中にクリームを入れる作業をする熊城さん。店オーナーの根本高行さんは、「真面目な頑張り屋さん」

笠間・洋菓子店「グリュイエール」パティシエ1年生 熊城まりあさん


 厨房では、いつも緊張し通し。出来たてのケーキを運ぼうとして床に落としてしまったり、生地を延ばすローラーに手を挟んでしまったり。心の中で、「またやっちゃった!」とつぶやくこと数知れず。「このごろはやっと、『何とか失敗しなかった・・・』『まだましかも』のつぶやきの方が多くなってきました」
 笠間市下市毛の洋菓子店「グリュイエール」パティシエの熊城まりあさん(21)は、入社して5か月。一人前の職人を目指して奮闘中だ。

母の菓子が原点

 幼いころから、母親の富枝さんが手作りしてくれるおやつが楽しみだった。中でもドーナツは絶品。小学生になると、富枝さんのそばで手伝いをするように。
 熊城さんは4人きょうだいの末っ子。高校生になると、家族の誕生日にケーキ作りを買って出た。生クリームを塗り、イチゴをのせたり、イチゴが買えないときは、缶詰のフルーツをのせたり。食べた後のみんなの笑顔がうれしかった。
 同店の定番ケーキ「春夏秋冬」の製作工程では、生クリームを一番上にのせる作業を担当している。微妙な力加減一つで、クリームの大きさや高さと、全体的な印象も変わってしまう。ロールケーキの「五穀ろーる」は、冷凍庫で冷やしてからクリームを塗るが、もたもたしていると、溶けて折れてしまう。

胸高鳴るのは

 緊張の中でも胸が高鳴るのは、先輩から、「これやってみろ」と新しい仕事を任せてもらえた時。「仕事を覚えられるうれしさと、先輩にちょっとだけでも認めてもらえたような気がして、より張り切ります」と熊城さん。
 新作ケーキは、必ず家に買って帰り、富枝さんに食べてもらっている。夢は、いつか自分の店を持つこと。「自分が一から仕上げたケーキを食べてもらいたい」










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