▲上写真=緑に覆われる汐見滝吊り橋 下左写真=下流にある名馬里ケ淵(なめりがふち)も緑が美しい 下右写真=清涼感ある汐見滝
高萩・花貫渓谷
高萩市の花貫渓谷が、緑の美しい時期を迎えている。晴天の日はもちろん、雨に濡れてもつややかに輝いて渓谷を彩る。
紅葉の名所として県外にも知られている同渓谷だが、今は人けもまばら。つややかな緑を楽しめるのは地元の特権だ。
渓谷のほぼ中央に位置する木製のつり橋「汐見滝(しおみたき)吊(つ)り橋」に立つと、眼下に花貫川と緑が折り重なった景観が広がる。
吊り橋から、さらに上流の小滝沢キャンプ場にかけての通称「紅葉並木」は、緑の並木だ。「すがすがしい空気を味わいながら、散策を楽しんで」と、高萩ふるさと案内人の会会長の石 平光さん(79)。