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2018年7月12日号

踊って、笑って、泣いて

▲右が海詩さんで、左がこころさん。過去のコンテストの賞状を掲げる。

小学生ストリートダンスチーム・リノ・インテント〈神栖〉

 神栖市立大野原小3年の白畑海詩(みおん)さんと、同市立深芝小同の岩崎こころさんは、ストリートダンスチーム「リノ・インテント」を結成し、9月に同市で開かれるストリートダンスコンテスト「アルティメイト」へ向けたトレーニングに励んでいる。
 同コンテストは、同市恒例のよさこい演舞イベント「かみす舞(ぶ)っちゃげ祭り」の一環として開催されるもので、全国から参加者がある。2人のトレーニングは、同市の所属スタジオ「スティーロ」と、自分たちで借りた地域の集会場でも行われるなど熱を帯びている。
 2人は、小学校入学前からのダンス仲間で、大の仲良し。チーム結成は昨年。こころさんが、海詩さんのダンスにあこがれて、一緒に踊りたくなったのが始まり。海詩さんは、1人でも各地のダンス大会に出場、好結果を残している。
 2人の年代でのチーム結成はまれだ。こころさんはまず、母親の恵子さんにチームをつくりたい気持ちを打ち明けた。娘の真剣な様子を感じ取った恵子さんは、すぐに背中を押した。次のレッスンの後だった“告白”は、「すごく緊張した」とこころさん。
 昨年のアルティメイトにも出場し、入賞を逃したが、その後の大会では準優勝を果たしている。
 2人が取り組んでいるのは、「ワック」というダンスジャンルで、両腕の激しい動きとスピン、ターンが特徴。動作を合わせるのは、至難の業だ。
 海詩さんの母親の絵美さんは、「うまくいかなくて、けんかになって、わんわんと泣いてしまうこともあるけど、うまくいくと一転、笑顔になるの」と笑う。































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