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2019年7月11日号

「トップ選手って?」の声に回答

「トップ選手って?」の声に回答

 上の図は、陸上競技男子100mの世界記録と国体の記録の差を表現したもの。「国体には、全国のトップ選手が集まるというけど、スポーツに詳しくないからレベルがイメージできない」という読者から寄せられた声に応じて作った。
 図では、茨城国体・全国障害者スポーツ大会両大会のマスコットのいばラッキーが陸上男子100mの選手を演じている。一番左が世界記録(9秒58)保持者、左から2番目が日本記録(9秒97)保持者、同3番目は、過去5回の国体同競技での優勝タイムの平均(10秒33)で走る選手だ。計算ではフィニッシュの地点で、それぞれに約4mと約3.5mの差がつくことになる。
 陸上男子100mと言えば、先日、福岡県出身のサニブラウン・ハキーム選手が、アメリカで日本新記録を出したことがニュースになった。サニブラウン選手は東京五輪でも好結果が期待される存在になり、そのレースに立ち会いたいと思っている人は多いだろう。それと比べて茨城国体陸上男子100mには、どんな印象を持つだろう。
 目を向けて欲しいのは、日本記録と国体優勝平均タイムがつくる距離の差ではなく、0.5秒以下というわずかなタイム差。昨年の福井国体の優勝者が山県亮太選手だったことにも注目だ。
 山県選手は、サニブラウン選手と、サニブラウン選手に先んじて9秒台を出した桐生祥秀選手に続き、日本人で3人目の9秒台選手になると期待されているスプリンター。山県選手が茨城国体に出場するかは定かではないが、同レベルのスターが、価値があるレースを展開することは間違いない。
 それは陸上男子100mに限らない。福井国体では、現在日本中に見守られながら闘病生活を送る水泳競技のスター池江璃花子選手も出場、2冠を達成し、大きな盛り上がりを見せた。
 茨城国体の出場選手の決定は8月中旬以降。これから目当ての競技の情報を集めれば、「秋には夢のような時間が過ごせるかも」と茨城大会広報の水橋千秋さん。



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