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きょう、どれ食べる?
家族みんなで、柑橘類食べ比べ
春本番。ミカンの出荷が終盤を迎えるこの時期、それ以外の多くの柑橘(かんきつ)類が旬となる。水戸市公設地方卸売市場内の県大同青果で果実を担当する笹目義栄さん(55)と入江朋哉さん(40)によると、5月頃までが年間で最も柑橘類の種類が豊富だという。
今回は、この時期に県内のスーパーなどで比較的簡単に手に入る柑橘類を、2人に紹介してもらった。写真と、ミニ情報も参考に、家族で食べ比べしてみてはいかが?
笹目さんは、「オレンジ色の柑橘は甘い、黄色は酸っぱいという印象がありますが、反対もある。甘さ、酸味、香り、食感は実にさまざま」、入江さんは、「皮をむくのが面倒という人が多いけれど、皮をむいた瞬間のさわやかな香りはたまらない。絞り器でジュースにしてもおいしいです」。
◆入江さんの一押しは「甘平」。「おいしさに加えて、皮が薄いので、ミカンのように手でむいて食べられるのもいいですね」
◆笹目さんの一押しは「はるか」。「見た目はレモンのようで酸っぱそうなのに、食べると甘くておいしくて、そのギャップでファンに。白いわたの部分も食べられますよ」