TEL.029-221-6720
〒310-0805 茨城県水戸市中央2丁目7番37号
狩野ビル3階
おいしいだしは、簡単で、楽しい
昆布は、だしの王様
だしのプロにゼロから聞いた
今回のテーマは、日本食の神髄ともいえる「だし」。穏やかな春の季節、丁寧にとっただしのほっとする味わいを楽しんでみてはいかが?
だしをとるというと、「難しい」「面倒」というイメージがあるが、今回紹介するのはびっくりするほど簡単な方法だ。
教えてもらったのは、天然だしの専門店「だし司(どころ)浜喜(はまき)」の岡部裕昭さん(72)。「だしソムリエ」という肩書きも持つ。岡部さんは、天然だしの代表格の昆布、かつお節、煮干しを前に話してくれた。
岡部さんが初心者にすすめるのは、「水出し」。水出しは、麦茶を作るときなどに使う保存容器に、水と昆布などを入れてうまみを抽出する方法で、煮出すよりも、雑味のないすっきりした味わいになるという。今回例にあげる昆布、かつお節、煮干しのすべてが水出しできる。
●だし司浜喜 水戸市公設地方卸売市場内にある。昆布、かつお節、煮干しは100種類以上がそろう。だしの教室も開催(詳細は同店ホームページに掲載)。午前4時半〜同10時半営業。日曜、祝日定休、水曜は不定休。同店TEL.029・225・7454。