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マスクを作ろう
自分も、家族も、みんなも守る 「3密」回避+手洗い+マスク
新型コロナウイルスの感染拡大で、マスクが手に入りにくい状況が続いている。「布やガーゼを使って、家庭で簡単に作れますよ」と話す笠間市の「つむぎの会」の皆さんに、手縫いでもミシンでも作れる2種類のマスクを教わった。
型紙を使って簡単に
1つ目は、立体型(仕上がりは下写真)。型紙に合わせて扇形の生地を4枚用意し、表用2枚、裏用2枚を縫い合わせていく。表布は、ダブルガーゼ生地や綿が向く。裏側はガーゼかさらしなど肌触りの良い素材を。ガーゼは縮むので水通ししてから使うといい。耳にかけるゴムは、ヘアゴムや、着古したTシャツを細く切って使っても。
〈材料(大人用)〉布17×56cm、ゴム約30cmを2本
〈作り方〉
(1)上の型紙に合わせて、表布2枚、裏布2枚を切る(裏布は黄色の斜線で示した部分)
(2)表布の左右のパーツを中表に合わせて中心側を縫い合わせる。縫い合わせたカーブがなじむように縫いしろに切り込みを入れて開き、アイロンをかけて形を整える。裏布も同様につくる
(3)表布と裏布を中表に合わせ、上下を縫い合わせる
(4)表に返して、耳側の両端を三つ折りにして、筒状にして縫う
(5)周囲をステッチする
(6)筒状になったところにゴムを通して結ぶ
●実物大 型紙PDF
※*小さいサイズにするときは、型紙の内側1cmのところを縫いしろに。
「立体マスク」の作り方 写真解説
6.ゴムを通して、自分のサイズに調整して出来上がり
もう一つ紹介するのは、東海村の木村三代子さん(72)が教えてくれた、縫わずにできるその名も「何だってマスク!」。
材料は、薄手のハンカチや手ぬぐいと、髪留めのピン4つ、綿のひもかゴム(30〜40cm2本)。作り方は、ハンカチは好みの大きさにたたむ。ピンにひもをはさみ、フィット感を確かめながら長さを決めて、ハンカチにとめる。余分なひもはハンカチの中に入れる。
木村さんは、マスクを作ろうにも材料がなくて困り、100円ショップを歩いていてピンときたという。「これで少しでもしのげれば」と木村さん。